静岡県の魅力を発信しているブログより、今回は「秋葉神社」を紹介していきます。静岡県浜松市にある秋葉神社は、全国に400以上も点在する秋葉神社の総本宮です。パワースポットと呼ばれる黄金の鳥居があったり、嵐の二宮和也さんも訪れたことがあったりします。
目次
秋葉山総本宮秋葉神社
まず秋葉山総本宮秋葉神社には、上社と下社があります。
秋葉神社・上社
先に上社について。

- 住所:静岡県浜松市天竜区春野町領家841
- 電話番号:053-985-0113
- 駐車場:あり・無料
- アクセス:東名高速道路「浜松西I.C」よりスーパー林道天竜線経由で約90分・新東名高速道路「浜松浜北I.C」よりスーパー林道天竜線経由で約40分・下社から秋葉山表参道を徒歩で約2時間
秋葉神社のご神体は「火之加具土命大神」。火防の神様として信仰されています。709年に「岐陛保神ノ社」の名前で建立。名称は違いますが火を司る神様です。
ご祭神とご利益
ご祭神である火之加具土命大神は、イザナギとイザナミの子どもで強いエネルギーを持っているとされています。火の神様で、悪災を鎮めて罪・穢れなどを祓い去るご利益。また家内安全・商売繁昌・厄除開運・士業発展なども。
パワースポット「幸福の鳥居」

秋葉神社の上社には、パワースポットと呼ばれる理由の1つ「幸福の鳥居」があります。浜松市天竜の秋葉山にある秋葉神社は、標高が866m。駐車場から階段を上っていくと、黄金に輝く幸福の鳥居が見えます。幸福の鳥居をくぐって振り返るときれいな景色です。
標高866mからは遠州灘を望むことができ、澄んだ青空に黄金の鳥居でインスタ映え間違いないでしょう。

天に近いところで黄金の鳥居、ご利益を感じるね!
秋葉神社と武将
武将とのつながりがある神社やお寺はたくさんあり、秋葉神社もその1つです。足利尊氏・豊臣秀吉・武田信玄・加藤清正などが、秋葉神社に刀剣を奉納しています。中でも次の2つは国宝と重要文化財に指定されています。
- 太刀 銘 弘次:今川左衛門仲秋が奉納(遠江を治めていた今川家の2代目当主)
- 太刀 銘 安縄:阿部豊後守が奉納(江戸時代の老中)
秋葉神社には他にも貴重な刀剣が奉納されているので、刀剣ファンや歴史が好きな方はぜひ秋葉神社に足を運んでみてください。
天狗みくじの皿投げ

秋葉神社の上社では、「天狗みくじの皿投げ」に挑戦することがおすすめ。3枚のお皿に願い事を書いて、縄の輪に向かって投げ入れるものです。
- 500円で3枚のお皿を購入
- お皿それぞれに願い事を記入
- 投射所から、秋葉山の中に設置された縄の輪の中へ入るようにお皿を投げ入れます
私は家族で秋葉神社に行き3枚のお皿を1枚ずつ分けたので、1枚のお皿に願い事を複数書いてしまいました。1枚のお皿に欲張って願い事を書いたためか、私が投げたお皿は輪の中に入らなかったです。お皿が軽いことや風の影響もあって難しいですが、願いを込めて皆さんも輪の中を目指して「天狗みくじの皿投げ」をしてみてください。
パワースポット力を高める末社
さらに秋葉神社上社には、パワースポット力を高める末社(本社に属する神社)が多くあります。内宮社(天照大御神)・外宮社(豊受大御神)・祓戸社(祓戸神)・水神社(水神)・天神社(天津神)・小國社(小國神)・安座石社(磐座)・風神社(風神)・山姥社(山姥神)・白山社(白山神)・山神社(山神)です。
本殿とあわせて参拝しましょう。
火祭り
秋葉神社の火之加具土命大神は火の神様。そのため、毎年12月中旬に「火祭り」が行われます。火災焼亡の免れ・洪水波没の免れ・諸厄や諸病の免れを願って、弓の舞・剣の舞・火の舞が披露。
二宮和也さんも参拝
また平成27年6月には嵐の二宮和也さんが、テレビ番組のロケで秋葉山総本宮秋葉神社の上社を訪れています。そして参拝を記念して、梅ともみじの樹を植えられました。境内に二宮和也さんが植えた樹があるので、探してみてください。
秋葉神社・下社
続いて秋葉山総本宮秋葉神社の下社について。

下社は黄金の鳥居などの上社とは違って、静寂な森の中でひっそりと佇んでいます。ご祭神は上社と同じで火之加具土命大神。そのため、鉄鋼業関連の方も多く参拝しているようです。秋葉神社下社の境内には日本一大きいとされる、鉄製の「十能」と「火箸」が奉納されています。
そして秋葉神社は先に下社へ行ったら、上社へ行くのにハイキングもおすすめ。約2時間、山道を進んでいきます。自然の中の散策は、日頃の運動不足解消になるでしょう。
まとめ
全国の秋葉山の総本宮「秋葉山総本宮秋葉神社」が、静岡県の浜松市にあります。上社は標高866mからの眺望で、とてもきれいです。さらに黄金に輝く幸福の鳥居や二宮和也さんが植えられた樹もあり、パワースポットにふさわしいでしょう。天狗みくじの皿投げも“秋葉神社ならでは”です。
秋葉神社へ参拝の際は、上社だけでなく下社にも行きましょう。上社の華やかな雰囲気と下社の厳かな空気を体感できます。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。
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