春は桜やつつじ、夏は新緑、秋は紅葉を楽しみながら自然を満喫できる獅子ケ鼻公園の紹介です。こちらのブログでは、静岡の魅力を案内しています。
概要
弘法大師が修行したというこの山は、静岡県西部磐田市の北部・豊岡にあります。注目ポイントは、獅子の鼻の形をした大岩で、そのまま「獅子ケ鼻」と呼ばれていて、公園の名前の由来になっています。
- 住所:静岡県磐田市岩室199-1
- 標高:約250m
- 駐車場:あり・無料
- アクセス:東名高速袋井I.Cより車で約30分・天竜浜名湖鉄道線「敷地駅」より徒歩約30分
見どころ
駐車場にこちらの看板があります。

まず駐車場の北側にある鳥居をくぐり、アスレチック広場を周ります。滑り台で下って吊り橋を渡り、目標の獅子ケ鼻に行くルートで回りました。実際に歩いてみて、このルートは歩きやすくおすすめです。
①アスレチック広場
壁上り・ターザンロープや丸太くぐりなど、木製のアスレチックが7種類ほどあります。大人から子どもまで楽しむことができます。広場になっているスペースの右奥にもあります。そこにあるアスレチックの1つは3mくらい登ったところに山の鐘が設置されていますので、ぜひ響かせましょう。
またこの広場には記念碑もあります。平成元年に創立100周年記念として作られたものです。平成元年に100年なのでもう130年以上になりますね。
②ローラー滑り台
アスレチック広場の先に、ローラー滑り台があります。山の鐘のアスレチックの道から山道を下っていくこともできますが、この滑り台で下ることもできます。
2段になっているローラー滑り台で、斜度もあるためスピードはそれなりに出ます。子どもはすごく楽しいと思います。

③吊り橋
滑り台から山道を下ると吊り橋があります。柵が高く怖さはあまり感じないと思います。

④獅子ケ鼻
吊り橋を渡るといよいよ獅子ケ鼻です。日清戦争・日露戦争戦没記念碑が立っています。柵がありますが、ここは崖なので充分注意してください。
標高が200m以上あり、景色がとてもきれいです。

右手には豊岡国際カントリークラブのゴルフ場が見えます。左手側は、森町・袋井・磐田市街が広がっています。山や街並みの景色がとてもきれいです。
⑤獅子ケ鼻ビューポイント
獅子ケ鼻から少し下ったところに、獅子ケ鼻ビューポイントがあります。
ここにも記念碑があります。そしてこの右手に先ほどの獅子ケ鼻が見えます。ここから見える大岩が、獅子の横顔に似ています。

きれいな景色を見ることができる崖のところが獅子ケ鼻の上にあたり、このビューポイントからその獅子ケ鼻を確認することができます。このビューポイントは獅子ケ鼻よりは平地になっていますので、危なくないようになっています。
またこの獅子ケ鼻に対して、③の吊り橋は奥にあります。なので「獅子の尾橋」と名前がつけられています。
⑥岩室廃寺跡(観音堂)
獅子ケ鼻ビューポイントから山道を進んでいくと、観音堂があります。真言宗のお寺ですが、現在は観音堂のみが残っています。
⑦獅子のお手洗い場
岩室廃寺跡観音堂の先に、大きな獅子が描かれたお手洗い場があります。獅子ケ鼻公園ということで、勇ましい獅子が描かれています。このお手洗い場に対して向かって左手の道路を上がると、最初の駐車場に戻ってきます。
⑧トレッキング
NPO日本トレッキング協会にも認定されているトレッキングコースが「初心者向け」と「ベテラン向け」の2種類あります。万全の準備をして挑戦しましょう。
まとめ
自然にできた大岩・獅子ケ鼻を代表に自然を楽しむことができる獅子ケ鼻公園を紹介しました。
四季折々の素敵な景色を楽しむことができ、こちらでは詳しく紹介しませんでしたがトレッキングコースもあります。自然を満喫し、心も体も癒されるトレッキングコースについてはこちら
また山道にはそれぞれ看板があるので迷わずに進むことができます。自然をなるべく残した獅子ケ鼻公園なので整備されていない部分もあります。充分気を付けてください。山や街を見渡す景色はきれいで、自然の中でとてもリラックスできます。
他にも、こちらのブログでは静岡県内のおすすめ観光モデルコースも案内しています。こちらからご覧いただけます。⇒静岡県内のおすすめモデルコース
今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。
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